島田矯正歯科クリニック

※島田矯正歯科クリニックホームページより引用
引用元URL：https://shimada-ortho.com/menu/上顎前突/

上顎前突

上顎と下顎の前後的（水平的）なズレが大きく、上顎が前方あるいは下顎が後方に位置している症例です。また、上の前歯と下の前歯の前後的な距離がある場合にも上顎前突と言います。

主訴

上の前歯が出ている。デコボコも気になる。

診断

上下顎中切歯の唇側傾斜、口元の突出および中心位における下顎後退を伴う骨格性２級症例

初診時年齢

22歳

装置

マルチブラケット装置（上顎：リンガル・裏側、下顎：ラビアル・表側）、歯科矯正用アンカースクリュー、保定装置（固定式・可撤式）

抜歯部位

上下顎左右側第一小臼歯（14,24,34,44）および上下顎左右側第三大臼歯(18,28,38,48)

治療期間

2013.12.16~2017.8.30（約3年8か月）

費用

基本料85万＋上顎リンガル（裏側）20万　（税別）

リスク

上下顎骨の前後的なずれが大きいこと、過度な上下顎中切歯の唇側傾斜および口元の突出を改善するため、特に上顎前歯の移動量が多く歯根吸収の可能性が高いことが考えられた。また、軟組織について口唇の厚みが認められるため口元の突出の改善に限界があることを説明した。